一人暮らしにWi-Fiは必要? おすすめの種類や選び方を解説

学生生活を送る上で、今やインターネット環境はなくてはならないものになりつつあります。

Wi-Fi環境があれば、自宅でオンライン授業を受けたり、オンラインゲームを楽しんだりと日々の生活も充実します。

ただし、一人暮らしでWi-Fiを契約する場合、月々の支払いが増えるだけでなく初期費用などで総支出が高額になることもあるので、とりあえずはテザリングで済ませてしまっている方もいるでしょう。

本記事では、一人暮らしにWi-Fiは必要なのかとともに、おすすめのWi-Fiと選び方を解説します。

Wi-Fiを契約すべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

一人暮らしのWi-Fiは必要?

Wi-Fiを契約すると月々の支払いが増えます。

本当に一人暮らしでWi-Fiが必要なのかをインターネットの使用頻度や使い方を確認しつつ、考えてみてください。

例えば、パソコンやタブレットなどでWebサイトの閲覧や動画を視聴する程度であれば、スマートフォンのテザリング機能でも特に問題ないでしょう。

ところが、パソコンでのオンライン授業への出席や専用ゲーム機などでオンラインゲームを楽しむといった場合は、テザリングでは通信速度やデータ容量の面でカバーするのが難しくなります。

ある程度の通信速度がないとタイムラグも発生しやすく、ストレスになってしまうため注意が必要です。

通信費を抑えつつインターネット環境も整えたい方は、スマートフォンをデータ容量が少ないプランに切り替え、Wi-Fiを別に契約すれば毎月の費用を安くできることもあります。

 

賃貸の場合はインターネット付き物件もある

マンションやアパートなどの賃貸物件の場合は、インターネットを利用できる環境が整っていることもあります。

とはいっても、物件によって光回線のインターネットを使うために必要な回線工事に加えてプロバイダ契約まで済んでいるものや回線工事のみ済んでいて残りの手続きは借主が行わなければいけないもの、Wi-Fiルーターなどが完備してありインターネットが無料でできるものなど、さまざまです。

また、インターネット利用料が無料の場合は、通信速度や接続の安定性、セキュリティ面に関してできれば事前に確認しておきましょう。

新規でWi-Fiを契約した方が快適にインターネットを利用できることもあるので、慎重に判断してください。

 

 

一人暮らしにおすすめのWi-Fi

Wi-Fiには、光回線とホームルーター、ポケット型Wi-Fiの3種類があります。

それぞれ、必要な手続きや費用、通信速度、データ容量などに違いがあります。

 

◆光回線

光回線は電柱から家に光ファイバーと呼ばれる回線を引き込むので、通信速度が速く接続の安定性も高い点が特徴です。

データ容量も無制限なので、ライブ配信やオンラインゲームを長時間するなど、より快適なインターネット環境を求める方におすすめです。

月額利用料はサービスにもよりますが一人暮らしであれば3,000円~5,000円程度が相場で、別途工事費用がかかります。

キャンペーン期間中に契約すれば、初期費用が安くなることもあります。

また、利用するまでにプロバイダ契約に加えて開通工事を行う必要があるので、引っ越したその日には使えません。

状況によっては、申し込みから開通までに3カ月程度かかることもあります。

また、物件によっては構造面や管理人の許可が下りないなどの理由で利用できないこともあるので注意してください。

 

◆ホームルーター

ホームルーターは自宅のコンセントにプラグを差し込むだけで、Wi-Fi環境が手に入ります。

光回線とは異なり工事不要で、機器を受け取ったその日から安定した速度でインターネットを利用できます。

将来的に別の物件に住み替えても、機器が手元にあればそのまま使い続けられるのもうれしいポイントです。

ただし、ホームルーターには実質無制限といって、短期間で大量にデータを利用したり、回線が混んでいたりと一定の条件下では通信速度に制限がかかることもあります。

また、ポケット型Wi-Fiとは異なり、外出先に持ち運んで使用することはできません。

 

◆ポケット型Wi-Fi

ポケット型Wi-Fiはモバイルルーターともいわれるもので、ホームルーターと同様、工事不要で利用できます。

光回線やホームルーターよりも月々の利用料金も手頃な点も特徴です。

プランによっては、1日単位など短期間だけ利用できるものもあります。

外出先に持ち運びもできるので、スマートフォンで使用するデータ通信料を節約したい方にもおすすめです。

ただし、機種によって通信速度に差があり、速度制限があるものもあるので契約前に確認しましょう。

 

Wi-Fiの選び方

Wi-Fiを選ぶ際は、金額やデータ容量、通信速度に着目しましょう。

Wi-Fiを契約して良かったと思うためにも、慎重に比較・検討してみてください。

 

◆金額で選ぶ

毎月の利用料の相場は、光回線が月額3,000円~5,000円程度に別途工事費用、ホームルーターとポケット型Wi-Fiは4,000円前後となっています。

契約するタイミングによっては、各社キャンペーンを開催していることもあります。

例えば、光回線の場合は工事費の割引や事務手数料無料、ホームルーターやポケット型Wi-Fiならギフト券やポイントのプレゼントや初月利用料無料など、さまざまです。

キャンペーン終了後は毎月いくら支払うのか、違約金はどれくらいかかるのかも理解した上で契約しましょう。

 

◆データの容量で選ぶ

Wi-Fiは、使用したデータ容量に関わらず無制限で利用できるものとそうでないものがあります。

普段、どれくらいデータを使用しているのか確認してから適切なものを選びましょう。

例えば、オンラインゲームや動画視聴など、一度にたくさんデータを消費するのであれば光回線がおすすめです。

契約するプロバイダにもよりますが、多くの場合は速度制限がかからないので快適なインターネット環境が手に入ります。

ホームルーターは、使用状況や回線の混み具合によっては速度制限がかかるので注意が必要です。

Webサイトの閲覧がメインなら、低容量のポケット型Wi-Fiでも問題ないでしょう。

 

◆通信速度で選ぶ

オンライン授業や動画視聴、オンラインゲームでWi-Fiを利用する予定がある方は、通信速度にも注目しましょう。

光回線とホームルーター、ポケット型Wi-Fiの中で、高速かつ安定した接続ができるのは、光回線です。

タイムラグの回避やインターネット速度の安定性を重視したい方は、光回線を選ぶといいでしょう。

ホームルーターも多くの場合は問題なく利用できるものの、光回線と比較するとスピードは遅いです。

ポケット型Wi-Fiはモバイル回線を利用するため速度が遅く、動画が途中で途切れてしまうことも珍しくありません。

 

まとめ

自宅で快適なインターネット環境を手に入れるためには、Wi-Fi環境を整える必要があります。

Wi-Fiを選ぶ際は、初期費用やキャンペーン期間中の価格も含めた金額や自分にあったデータ容量・通信速度を基準に選ぶことをおすすめします。

一人暮らしの場合は、事前に住んでいるあるいはこれから探す物件のインターネット環境を確認しましょう。 学生ハウジングでは、インターネット環境に対応した賃貸物件を多数取りそろえています。

これから一人暮らしをする予定がある方や住み替えで賃貸物件を考えている方は、ぜひ一度、お問い合わせください。

 

 

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秋野 安宣

 

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