気に入った部屋はあるけれど、内覧できない そんな時は・・・

お部屋探しをする時に、部屋の中を見て選ぶ、というのが当たり前だと思っていませんか。

一般的にはそうなのですが、学生のお部屋探しの場合は、少し状況が異なります。

色んな理由から、実は見ずに決めないといけないパターンが多いのです。

失敗しない為にはどうやって選べばいいか、どういう所をチェックするべきか、ポイントを押さえてより良いお部屋を選んで下さい

 

1、そもそも何故内覧できない部屋があるのか

2、見られないと何が不安なのか

3、不安を解消する為に ~まずはスタッフに尋ねる~

4、不安を解消する為に ~現地ではここをチェック~

5、広さがわからない

6、部屋の雰囲気はあなた次第

7、こんな物件は要注意

 

 1、そもそも何故内覧できない部屋があるのか

大学周辺の学生向け物件は、よほど人気の無いところでなければ、全室入居中という事が非常に多いのです。

時々、近所の県に実家があるから、という理由で4年生の途中で実家に帰る方がいれば運よく見ることができる、というくらいです。

全室入居中なのに何故募集しているかと言うと、卒業が決まり春には退出する事が決定している方のお部屋が募集されているのです。

今度の3月卒業して4月から就職は決定している、でもまだ卒業式もあるし、時々大学に行く用事もあるし、友達とも会いたいし、という様々な理由でまだ引っ越しはしないけれども、もう出て行く事は決定している、というお部屋が、募集中であるけれども見られないお部屋なのです。

 

2、見られないと何が不安なのか

中を見ないと決められない、見られないお部屋は選ばない、見られるお部屋を紹介してほしい。

当然のご要望だと思います。

数百円、数千円のものならともかく、月に数万円もの賃料をお支払いいただき、ましてや大学生の場合は初めて親元を離れて一人で住む所です。

不安は少しでも解消しておきたいものです。

では、その解消すべき不安とはどのようなものでしょうか。

多くの場合、広さは適当か、日当たりは良いか、希望する設備は整っているか、綺麗かどうか(清潔感があるか)、周辺環境はどうか、といったところではないでしょうか。

これらを解消するのに、本当に中を見ないと解消できない不安かと言うと、実はそうでもなかったりします。

 

3、不安を解消する為に ~まずはスタッフに尋ねる~

不安に思うことは、まず目の前のスタッフに尋ねましょう。

資料や写真を提示しながらきっと疑問に答えてくれるはずです。

できるだけたくさんの写真を見せてもらいましょう。

最近では360度カメラで撮影し、パソコンやスマホで室内を見渡せるものもありますので、よく見ておきましょう。

見て分からない事は、スタッフに聞いて下さい。

もし目の前のスタッフが答えられない事があっても、周囲にいるスタッフの誰かは答えられる事がほとんどです。

より精度の高い答えが期待できるのは、その不動産屋さんが自社で管理している物件です。

その会社が管理している物件であれば、社員は入居後のサポートもしていますので、過去相談のあった事例や入居中の住み心地などプラス面もマイナス面もよく把握しています。

ここでプラス面しか言ってくれないという場合は注意しましょう。良い紹介者であれば、室内が見られない場合ほど注意を払って紹介しますので、マイナス面にも必ず触れてくれるはずです。

アルバイトを雇ってお部屋の紹介業務をしている不動産屋さんもありますが、それでは良い答えは期待できません。

プロが責任を持って紹介している会社で、その会社が管理しているお部屋を選ぶのが安心です。

 

4、不安を解消する為に ~現地ではここをチェック~

一通り説明を聞いたら、次は現地確認です。

お部屋の中までは見られなくとも、外観や共用部分はほとんどの場合見ることができます。

まずは共用部分の手入れはきちんとされているかを見ましょう。

マンションオーナーや管理会社がどれくらいそのマンションに手を掛けて大切にしているかがよくわかります。

マンションを大切にしていないという事は、入居者も大切に思っていない、という事です。

これでは設備トラブル等が起きた際、良い対応が期待できません。

次に物件内の部屋の位置をチェックしましょう。

窓の外はどうですか。

向かいに背の高い建物がありませんか。

とにかく明るい部屋がいいという人は、方角も大切ですが、建物が窓に被っていないか見ておきましょう。

北向きでも向かいに建物がなければかなり明るいものです。逆に南向きでも、背の高い建物が向かいにあって暗い、という事はよくあります。

階段の昇りやすさも大切です。エレベーターを希望する人もいますが、女性の場合は階段推奨です。見知らぬ男性と狭いエレベーターで一緒になるのは不安なものです。しんどくても可能な限り階段を使うのがおすすめです。

 

5、広さが分からない

広さが分からない場合、大は小を兼ねるという事で、少しでも広い部屋を選ぼうという気持ちになりがちですが、広い部屋を選ぶと当然賃料は高くなることがほとんどですので、選択の幅が狭まり他の条件を妥協しないといけなくなります。自分の生活スタイルを考え、適正な広さを選ぶことが大切です。

とは言え、間取りや広さの表記を見ても、6帖(6畳)とか18㎡とか書いてあるだけで、いまいちどれ位広いのか狭いのかよく分かりませんよね。

まず帖という漢字ですが、畳の間違いじゃないの?とお思いの方もいらっしゃると思いますが、不動産業界では慣例として畳ではなく帖をつかいます。

本来帖という単位は、昔の折本や屏風、お坊さんの袈裟などを数える単位なのですが、なぜ不動産の表記では畳ではなく帖を使っているのでしょうか。これにはちょっとして訳があるのです。

1畳というのは、文字通り「畳1枚分の大きさ」です。ところが、この畳1枚というのがくせもなのです。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、畳には色々なサイズがあるのです。一番小さいサイズは団地間、次が江戸間、中京間、京間(本間)、という感じです。(実際はもっと間に色々ありますし、さらに大きな昔間というサイズもあります)

一番小さい団地間が1.445㎡、一番大きい京間が1.824㎡と1.26倍も違うのです。団地間の5畳と京間の4畳であれば、京間の4畳の方が少し大きいというくらいに違います。

これでは選ぶ人が不利益をこうむる可能性が有ると言う事で、畳ではなく帖という表記を使い、公正取引委員会により1.62㎡以上を1帖と決められました。

一般的にはもう少し大きな1.65㎡で計算されている事が多いです。

ですので、6帖であれば1.65×6=9.9という事で、約10㎡です。

細長い部屋の場合は2.5m×4m、正方形に近い場合は3m×3.3mといったところでしょうか。

よくやりがちな失敗は実家の部屋と比べる事です。

実家が8畳で手狭なので9帖で探したい、というのは早計です。

実家が京間の場合、8畳は14.58㎡ですが、不動産での表記の9帖は14.91㎡ですので、ほとんど広さが変わりません。

ですので8畳で手狭な場合は10帖以上で、と言いたいところですが、ここも考えどころです。

実家からの引っ越しの場合、実家にあるものを全て持ってくる訳ではありませんし、なんならベッドなども一人暮らし用にコンパクトなものを用意しなおす方がほとんどだと思います。(ベッドなどを持ってくると、実家に帰った時に、寝るところが無くなるので置いておきたい人も多いですね)

一人暮らしで新たに用意する家具と言えば、ベッド、テーブル、小物棚、テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器くらいでしょうか。勉強机を持ってくる場合は、机と椅子も加わりますが、最近はローテーブルで食事、勉強など兼用させる方が多いようです。

これくらいのものであれば、6帖でも十分に収まります。でも、ソファーなど置きたいという場合でも、サイズに気を使う必要はありありますが、可能ですね。

 

ブログ間取り2.jpg

上記の内容のうち、居室に置くであろうベッド、テーブル、テレビ台、小物台、ソファー、ついでにラグマットを、実際部屋に置いたらどうなるのかシミュレートしてみました。実際は縦長だったり正方形に近かったり部屋によって形が違いますので、どんな部屋にも対応できるよう5.2帖くらいの部屋にレイアウトしてみました。6帖の場合もう少し余裕がありますので、これよりゆったりとするかと思います。これでおおよその感じは掴んでいただけるかと思います。

ざっくり言うと一人暮らしの場合、6帖で過不足なし(人によっては少し小さ目)、7帖はちょっと広め、8帖以上は広い部屋という感じです。(あくまで個人の感覚ですので人によって変わります)

もちろん広いほうが高くなりますので、どれくらいの広さが必要なのか事前に良く考えておくことが必要です。

 

6、部屋の雰囲気はあなた次第

ここまで読んだあなたでも、室内の雰囲気は中を見てみないとわからないし・・・、とまだ不安を拭いきれないところがあると思います。

お部屋の雰囲気は、部屋の明るさ、色合いで大きく変わります。そして、それらはお住まいになる方次第である程度どうにでもなります。

明るい部屋が好きな人は、白いラグマットをひきましょう。濃い色の床材だった場合には大きく雰囲気が変わるので驚くと思います。落ち着いた雰囲気が言い方は黒やグレーのものがいいかもしれません。

カーテンも部屋の雰囲気を大きく変えてくれますし、ベッドカバー、テーブルの色、どのような照明を置くか、部屋の雰囲気を変えてくれる要素は沢山あります。

極端な言い方をすれば部屋はただの箱ですので、お住まいになる方で自分の色を出しつつ楽しんで暮らしてください。

 

7、こんな物件は要注意

いくつか紹介された中でこれは随分安いな、というお部屋は要注意です。

何かしら大きなマイナス要素が隠れている事があります。

よくあるのは、隣の家やマンションが近接していて日当たりが極端に悪い、湿気やすい、その部屋だけ設備が他の部屋と違う(設備のグレードが落ちる)、過去に隣人とトラブルがあった(隣人は入居中)、などです。

現地に行って見てみると「あ~なるほど」となる場合がほとんどですが、中には住むまで気が付かない場合もあります。

マイナス面を言いたがらない業者もいますが、上記の様に多くは現地を見ると分かるので先に説明がある場合が多いかと思いいます。

安くなっている要因が世間一般でマイナスの要素となっていても、万人にとってマイナスであるとは限りません。工夫次第でどうにかなる要素がほとんどですので、話を聞いたうえで、賃料等も考慮しつつ、自分にとってそのマイナス要因は致命的なのかどうか判断して下さい。

要注意なのはマイナス面を把握していない業者で紹介された場合、分かりやすいマイナス要素ならいいのですが、分かりにくい場合後から後悔する事にもなりかねません。マイナス面もきちんと説明してくれる業者を見極めることが大切です。

 

8、まとめ

室内の使い勝手、設備等は工夫や慣れでどうにかなる事がほとんどです。

入居者の方の話を聞いていると、立地や周辺環境など、後からではどうにもならない要素を重視するほうが、後々満足度は高いようです。

室内を見られるに越した事はありませんが、室内を見たが為に、小奇麗な室内が魅力に見えて本来重視していた条件を曲げて選んで後で後悔するというのもよくあるパターンです。

分からない事や不安な事は相談しながら進めて下さい。

学生ハウジングも学生のお部屋探しを全力でサポートします。

お気軽にご相談下さい。

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